CT110 blog - ハタ坊 日記

我が生涯最後のバイク(!?)になるであろう、Honda CT110 (愛称 : ハタ坊) の徒然日記

リヤショックアブソーバ (MGS330T) にイニシャルバネレートマシマシカラー Ver.1 を取り付ける

時は西暦2018年9月22日(土)。 長らくの懸案だったイジり項目の一つをやっとこさ実行する日がやって参りました。

本年3月にこの話を出して且つ対策用部品(イニシャルバネレートマシマシカラー)を用意しておきながら、実作業に取り掛かるまでに足掛け半年でおました。(⇦ いや、アンタ~どんだけサボってんだよ!?) いや、実はナカナカ作業に取り掛かれなかったのには訳があるのでおます。 その訳とわわ....こちら。

こりがナニかと申すれば、こりは 二輪車(ツインショック)用スプリングコンプレッサー と言いまして、ツインショック仕様のバイク用ショックアブソーバを分解&組立する為の工具でおます。 

実は前回、イニシャルバネレートマシマシカラーを装着してスプリングを入れて再度組み立て様とした際、カラーの厚み分だけスプリングを押し込まないとアカンくなりまして(⇦ そら当たり前だわな~)、自力だけではど~にもスプリングを縮み切れずに固定用のリテーナが取り付けらなかった次第。(悲) あの手この手で何度となく顔を真っ赤にしながらトライしましたが、やはり一人作業ではど~することも出来ずで須らくSST(専用工具)を買わねばアカン運びとなりました。

んでこちらの工具はこ~~んな感じで使う訳でありんす。 

この工具の構造&使い方は至ってシンプル。 ショックアブソーバの車体取り付けネジ穴にスプリングコンプレッサー本体を被せてネジで固定して、あとはスプリングを縮めるフックをスプリング両端&コンプレッサー本体に引っ掛けてネジを回していくだけ。 するとスプリングがフックに引っ張られて縮んでいき、スプリングを固定しているリテーナが外れるという仕組でおます。

よし、さぁぁ~~これでイニシャルバネレートマシマシカラー取り付けリベンジじゃぁ~!!と声高らかに行きたかったのですが.....。 更なるオチが待ち受けてヲリました。(悲)

こちらは今回のイジりターゲット。 取り外しましたるリヤショックアブソーバ MGS330T でございます。

んがっ!!!

この現物をよ~~~~くご覧になって頂きたい。 

そう、MGS330Tにはリザバータンクがショックアブソーバ本体の真横に付いております関係でスプリングコンプレッサーを取り付けた際、このリザバータンクが邪魔をして片側しかフックが取り付けられない のだ.....orz。(大泣)

この事実に気付いた時はドタマの中が真っ白けぇ~~~の放心状態になりました....。 どないせぇぇ~~ちゅ~~んだよ、コレは。(困惑)

なんですがっ!!!

その後暫く時間を置いて無いIQを振り絞って考えましたるは、この様な手作り感いっぱい&加工精度なんぞ無いに等しいお手製SST(シペシャルツール)でおます。(⇦ 取り敢えず使えればイイんだよいっ!!) 

材料はホムセンで買ってきた塩ビ管と車庫の整備箱を漁って出てきたテケト~なネジ。 かかった材料費は塩ビ管代の数百円。 コレをテケト~に採寸してからテケト~にプラノコで切り出し加工して、テケト~にドリルでネジ穴開けたら出来上が~り。

見よ!!コレが お手製スプリングコンプレッサー固定位置90度変換ツール ですじゃ。(笑)

ノーマル状態では自力だけでスプリングを縮めて簡単に固定用リテーナを外せるのですが、取り敢えず自家製SSTがまともに使えるかどうかをお試ししまして候。 んでナンとか無事に取り外せました。

お手製スプリングコンプレッサー90度固定位置変換ツールがまともに使えるのが分かりましたならば、あとは前回と同様、イニシャルバネレートマシマシカラー取り付けて組み直すだけでおます。

んで久々登場の イニシャルバネレートマシマシカラー Ver.1 でおます。(⇦ 既にネタバレですが、後年Ver.2が登場しますwww)

こちらをさっくりとショックアブソーバ本体に取り付けたら、あとはスプリングを入れて固定位置90度変換ツールをカマしてからスプリングコンプレッサーを取り付けて作業すれば完了の巻。

そして作業は少し飛びますが、こちらが待望の完成版写真でおます。 イニシャルバネレートマシマシカラー装着のリヤショックアブソーバこと MGS330T改 でおます。 カラーの入りもスプリングに合わせた黒色なので見た目も違和感無く収まってヲリます。

こちらは反対側から見た図でおます。 うんやはり違和感は全く無いでんねぇ~。 自画自賛ですがすばらしい。(褒)

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■あとがき

取り敢えずリアショックアブソーバを組み上げたその足で試乗に行って参りました。 ノーマル状態ではスプリングのイニシャル・バネレートは5段階に調整出来る様になってヲリますが、バネレートマシマシカラーを装着した事により、最初の1段目(一番柔らかい設定)で既にノーマルMax.の5段目の位置にある感じとなる。

先んじて交換した スーパーカブ110PRO(JA07)用フロントフォーク とのバランスを取る為に試乗時はバネレートマシマシカラーを入れた状態でのMax.5段目の位置に設定しまして候。(⇦ コレ即ちノーマル比では10段目に相当するイニシャルバネレートのアップになるかと思われし)

この状態で試走したところ、今まであったバネの柔さからくる腰砕け感が無く踏ん張りも利いてイイ感じ以上のエエ感じの乗り味に仕上がりました。(Good !!!) コレなら野営用の大荷物を積んで林道を走行してもリヤサスがフルボトムしまくりで舌を噛みそうになることも無くなるでせう。

これで次回出撃予定の林ヲタOFF会秋の陣への出撃が楽しみになりましたわいな。

(次回につづく....)