CT110 blog - ハタ坊 日記

我が生涯最後のバイク(!?)になるであろう、Honda CT110 (愛称 : ハタ坊) の徒然日記

林ヲタOFF会に参加しる (y2018 初夏の陣)

時は西暦2018年5月27日(土)。

半期に一度の怪しい面々との野営宴の催し期日が再びやって参りまして候。 一応、この日の為にイロイロとハタ坊のイジり倒し......もとぉ~~~い、お色直しをやっていた訳ではありんすが、リヤサスのイニシャル・バネレート強化だけは間に合わなかったでおま候。(苦) あゝ、、、残念無念。 まぁ~、、、だからといってこの状態で大荷物を積んで普通に走れないことはないのであるからして(⇦ 当たり前やっちゅ~に)、取り敢えず現行の仕様で出撃することと相成りまして候。

そろそろ見慣れてきた感のある野営1~2泊仕様のコンパクトパッキングですじゃ。(笑)

んでっ!!!

場面はイキナリ変わって、某山中への分帰路でおま候。 今日は宴会場までの道中、予めネットの情報網で傍受しておいた怪しい林道を一発通って現地に向かうことにしまして候。

暫く舗装林道を進んで行くと、途中開けた場所が出てきて何やら若い連中がガサコソと作業をしている。 どうやら此処はパラグライダーの練習場になってるみたいでんね~。

更に奥に進んでいくと、道は待望のダート路になり.....。

そして程なくして林道開設工事中の行き止まりとなりました。

とまぁ~、此処まではネットの事前情報で想定内だったでおま候。

今回の調査対象はこちらの道。 本線林道から分岐するこちらの怪しい支線林道が今回の本命対象の林道なのですじゃ。

ぱっと見は作業道ちっくな林道が下に向かって延びヲリます。 こちらの道を進んで、別方向の谷筋から延びてきている林道との完抜状況を確認するのが今回の目的ですじゃ。

でわでわこの先の突撃道中の顛末については、当時の呟きレポを参照にしつつ、生々しく記していきたいと思いま候。

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■怪しい林道名無し線

暫くはこ~~んな感じの杉と雑木林の中を下って行きます。 最初のウチは林道自体もまぁまぁ程よく荒れた感じといったところ。

んがっ!!!

本線分岐の入り口から距離にしてアバウト1Kmほど進んだ辺りからでしょうか....。 だんだんと路面の塩梅が怪しくなって参りました。

路面は流水地割れが頻繁に出始め、且つだんだんと地割れ溝が深くなって参りました。 オマケに相当な下り急勾配ときたもんだ。

こんな時こそ悪路突破の必殺の技、ハタ坊の伝家の宝刀Lowレンジギヤ発動の時でおます。 Lowレンジギアは何も登坂路だけの使用にあらず。 ゲロ荒れ凹凸道の下り坂を進む様な時は、超強力なエンブレ効果+カメよりも遅い速度での進軍が可能となり、まっこと塩梅が良くなるのでおます。

暫くはこげな凹凸ゲロ溝極悪路に悪戦苦闘しつつも、ズンズンと先へと進ん行くと....。

イキナリ眼前に現れましたるは出来立てホヤホヤ、もとぉ~~~い、崩落ホヤヤホヤっぽい土砂崩れでしたでおま候....orz。 辺りに迂回路等一切なしの四面楚歌。 サスガにこの時は完全に詰んじまったいと思いました。

暫く茫然とこの崩落箇所を眺めつつ、林道脇にヘタり込んで持参した茶を飲んでヲリました。 果てさてこの先どないしたものか....と思案を巡らす。 ちゅ~ても迂回路が無い以上、元来たあの極悪凸凹路を再び戻るした選択肢は無い。 それも仕方があるまいや~と、半ば諦め気味におてんこ盛りの土砂崩落地に目をヤルと...。 一番左脇の崩落した土砂が薄くなった部分に一筋の光明が.... あぁぁ~、、、いやいや、一筋の突破口が見えた。 

観察したところ崩落した土砂の薄くなってるこの左端の部分を簡易土木工事すればナンとか乗っ越して先に進めそうである。 幸いこの土砂崩落を乗り越した先には、比較的新しいクルマの轍が確認出来た。 つまりは直近まで通行車両があったとお察し出来るのだ。

という訳で常備しているノコギリを出動させて土砂に埋まった枝葉を切り払い&整地をして出来たのがこの突破ルートでありま候。

先ず荷物を下して土砂崩落地の先に移動した後、軽荷になったハタ坊を始動してLowレンジ+人力二足の技を使ってドタバタと悪戦苦闘しつつ、整地した突破口を無事に通過出来まして候。 ナンとかこれ難所脱出完了である。 ふひぃ~....。

先の土砂崩落地を通過した後も適時ゲロ荒れた場所は出てくるものの、道を塞ぐ程の難所には出くわす事無く先を進むことが出来まして候。

そして程なくして無事に麓から沢筋に沿って延びてきている本線林道に接続出来まして候。 いやはや、ナンとか走破出来ていがったよ~。 ほっ。

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今しがた突破してきた怪しい極荒れ林道に比べたら、まるで天国みたいに感じるフラット林道を走って麓方面に下って参ります。 いやぁ~、、、ホントこちらは鏡の様なフラット林道に見えますなぁ~。(笑)

その後は幾つかの峠を乗っ越して同じく目星を付けていた林道へと向かいますが、その尽くがゲート閉鎖の通行止でありんした。

こちらも某名のある峠から尾根伝いに延びている林道なのだが、やっぱり&同じくゲート閉鎖で敢え無く通行止でおま候。 

あゝ、、、残念無念。 とはいえ林道はお野菜同様、『生モノ』 であるからして通行出来るか否かはその時の運次第。 今回は運が無かったということで次回に期待しておきませう~。

ということで一旦麓へと下りまして、先ずは今宵の宴用の自分用燃料の買い出しを済ませておくことにしまして候。 必要以上の燃料と肴を購入したのはいうまでもない。

その後は再び山中に舞い戻りまして、眼下に見える某ダム湖なんぞを見下ろしつつ、山中の宴会場を目指して進んで参ります。

無事今宵の宴会場に到着しまして候。 半年ぶりに再会しました毎度の怪しい面々に挨拶をしつつ、今宵一夜の世話になるマイ塒を設営しまして候。

三々五々今宵の怪しい宴への参加メンバーが揃うまで、でわでわ取り敢えず個人商店なんぞを開いて今日一日の反省会を始めると致しましょう。 今日一日の無事を祈り、おち彼様でございました。 乾杯っ!!

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場面は変わって明くる朝。

昨夜の宴で酔爆死した面々も(⇦ 筆頭頭はオミャ~だよ!!)ソロリソロリと起き出したので、ワッシも宴会の残党食材を使って朝飯を作ることにしまして候。 

朝飯は前夜の酒の肴であるところのメンチカツ&アジフリャ~をブチ込んだラメ~ンでおます。 朝っぱらから相当にヘヴィな飯ではありんすが、仕入れた食材を絶対に無駄にしてはアカンのんが野営生活の掟でおま候。 全て有り難く&美味しく頂きました。 げふっ!!

その後は食後のコ~シ~なんぞを飲みながら皆と怪しい林道談議に花を咲かせつつ、撤収準備を進めまして候。 お片付け&清掃完了後は皆、其々&各々流れ解散的に四方へと散って行きました。 皆の衆、でわでわまた晩秋にお逢いしませう~。

ということで一夜の宴を堪能した後、ワッシもハタ坊とのランデブ~を堪能しながら真っすぐ我が家へと帰宅しまして候。 ハタ坊よ、今回もオチ彼さまでした~。

 

*** あとがき ***

野営道具一式を満載しての今回のセミロンゲ林道走行で、前週に交換した株PRO用Fフォークの衝撃吸収性、並びに路面追従性の良さがハッキリと確認出来ました。 これは素晴らしい。 とはいえこれでフロントの足回りが普通のバイク並の性能になっただけで、オフロードバイク並の性能になった訳ではない。(苦笑) それでもナンでもノーマルのあの無いよりかマシレベルのFフォークに比べたら、正しく月とスッポンでありますじゃ。 これならロンゲツーリングでも要らぬ疲労を背負い込まなくても済むでありましょう。

と同時に余計に気になったのが、リヤサスペンションのバネレートの低さというかヤワさ加減....。 Fフォークの性能が劇的に改善されたが故に余計にその動きのヤワさ加減が目立ってしまう。(苦) こちらも早急にSSTというか某工具を買って対策を進めねばなるまいや。

次回へと続く....。