CT110 blog - ハタ坊 日記

我が生涯最後のバイク(!?)になるであろう、Honda CT110 (愛称 : ハタ坊) の徒然日記

大復活していた 旧_林道南八ケ岳線(南牧村道2211号線)の巻

時は西暦2023年9月13日(水)。 

この日は平日ではありんしたが、ワテは久々に休暇を取りまして候。(⇦ 正直、無計画的な閃き休暇だったス) まぁ~、、、強いての目的といえばイロイロと日常の鬱積が溜まっていたのもあってか、タマには我が同胞達こと勤め人の方々には申し訳なくも思いつつ、平日に堂々とバイクでエクスプロ~ラしたくなったと言ったところ。

んでっ!!!

行先も雲の流れるままにと思っていた矢先、前日にネットでイロイロと調べ物をしていた際に気になる情報を見つけてしまったのだ。 それがこちらの情報。

南牧村道2211号線(旧南八ケ岳林道)のゲート開放について

いやはや、この情報を見て驚いたのなんのぉ~。 知っている人は知っている(⇦ 当たり前やん)のでありんすが、この林道南八ヶ岳線というのは厳密には八ヶ岳の東側 (野辺山側)の山中を走る林道で、ワッシも太古の昔(今から30年以上も前でしょうか...)に2度ほど走った事があるでおます。 が、その後1990年代後半に度重なる豪雨やら土砂崩落やらの被害を受けて、殆ど廃道と化してクルマはおろかバイクですらも近寄れない林道になってしまっていた筈なのである。

現に2000年頃に当時の職場仲間とこの林道南八ヶ岳線を突っ切って延びる横岳(標高2,829m)への直登登山道(杣添尾根登山道)を使って主峰赤岳(2,899m)に登った時、崩落で手付かずになって久しいこの林道南八ヶ岳線を再訪したのであるが、まぁぁ~~~ず酷いなんてモンじゃない有様だった(⇦ 沢が決壊して倒木&巨岩が林道上にゴロゴロと溢れ返った状態...)と記憶している。

それがなんとナントで知らぬ間に一大整備されて&更には村道にまで昇格し、加えて期間限定とはいえ一般開放されてヲッタとは、こら~~~、、、びっくらこかない方がおかしいでせう。

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とまぁ~~、、、相変らずに前口上が長いのがワッシ流のネタの入り方なので、マランツな方は読み飛ばして頂いて以下の本文へとどうぞと。(⇦ なら冒頭にそう書いとけよってばさ)

ま~~んずは今回もお約束の with ハタ坊とのエクスプローラである。 毎度絶好調のハタ坊ではありますが、今回は新たに追加したX株用部品の流用であるワイドフットサイドスタンドの使い勝手も調べる予定でおます。

んがっ!!!

ワイドフットサイドスタンドの使い勝手云々は端折って、先ずはサッサと表題の件の入り口に進むでおます。 旧_林道南八ケ岳線改め現_南牧村村道2211号線の入り口については、先ほどの南牧村の公式サイトの情報をご参照頂きたくになりますが、親切心で案内いたしますと、以下の箇所になるでおます。

って、コレだと入口が分かり難いでんね....。 えっと、ググりマップ大先生の情報によると、国道(R141)からだと、この場所が入口になるでおます。 あとはセルフで調べておくんなましと。(笑)

R141から JA全農長野八ヶ岳牧場 方面へと左折して暫く道なりに進むと、道路は舗装が途切れてダート路になります。 本来の林道としてのスタート地点はもう少し先になるのですが、実質此処からがダート林道の始まりですじゃ。

まっ、取り敢えずこんな感じで本番林道の前座的ダート路といったところでおましょうかね。

場所が八ヶ岳の裾野の牧場エリアということもあり、界隈の景色は開放的そのもの。 まっこと気分がよろしくなる景観でおます。

快適な未舗装路を暫く走って、志木市八ヶ岳然の家への分岐を過ぎると、程なくして新設されて間もない様な展望台が現れる。傍らには八ヶ岳大自然郷碑という標柱も立っている。 

せっかくなので展望台に上ってみたが、生憎、八ヶ岳の主峰赤岳はガスの中に埋もれてヲリました。残念。

再び林道に戻って歩を進めると、ご立派なゲートが登場します。 が、こちらのゲートはセルフ開閉で行き来が可能なのでノープロブレム。

ゲートから先は待ってましたの雰囲気の良い明るい整備されたダート路が先へと続いてヲリます。 いや、しかし綺麗に整備したもんだわな~。 ビックリぽんですよ、ホントに。

そしてまたまた現れるのが整備された大きな駐車場。 此処は赤岳へと登る県境尾根登山口の駐車場の様だ。 その駐車場の先から始まるのが、今回の本命こと 南牧村道2211号線(旧_林道南八ケ岳線)なのだ。

通行可能期間は 5/27 ~ 10/15 ということらしい。 せめて10月いっぱいは通行出来れば有り難いのだが、まぁ~、管理する側にもイロイロと諸事情があるのでせう。そして満を持して本命の本線林道を進みます。 拡張され綺麗に整備された林道はあの廃道と化していた時代からはとてぇ~~も想像がつかない程のフラットさ加減。 これなら普通車で来ても余裕で走行出来るでせう。

高山帯らしくダケカンバとコメツガの林に囲まれ、空も広く開けてまっこと気分が良い林道でおます。 無機質な杉や檜林に囲まれた暗い林道とは雰囲気がまるっきり違いますわ。

雰囲気の良い道をを堪能しながら進んでいくと、前方に大きな差某堰堤と林道端に工事車両が見えて参りました。 どうやらこちらの沢の整備工事をしている様だ。

沢に架かる橋の名前は杣添橋。 となるとこの沢の名前は杣添沢というのだろうか....。 あとで国土地理院の地図で調べたところ、ビンゴォォ~で杣添川の源頭となる沢であった。

そしてこの杣添橋の設置年度は今から半世紀近く前の昭和51年。 この林道が如何に昔に開設された林道かお分かり頂けたであろう。

杣添橋を通過した先も相変わらずに雰囲気の良い道が続いてヲリます。 イイネェ~このロケーション。

走行中は東側の空が常に広がっており、明るく開放的であります。

そして程なくして林道脇に現れた東屋。 此処が海ノ口別荘地から続く横岳への直登登山道となる杣添尾根登山道の入り口であ~る。 上述した通り、過去にワッシも此処から横岳経由で主峰赤岳(2,899m)への日帰りピストンアタックを2度ほどやったことがありんす。 その時に鉄砲水で上流から流されてきた流木・大岩等で荒れに荒れていた場所が此処である。

現世ではそんな太古の昔の荒廃した跡など微塵もなく、すっかり綺麗に再整備されて、こ~~んなご立派な登山道案内看板まで設置されてヲリました。

そしてこの杣添尾根登山口から先、林道は拡張された区間が終わり、昔ながらの一車線路へと変わります。 とはいえ決して荒れている訳ではなく、昔ながらの雰囲気がしっかり残されているのも有り難い限り。

途中、林道脇の苔生した岩の上から清水が白滝の様に湧いておりました。 やっぱり野立ての珈琲を淹れたりインスタントラメ~ンを作る用に火器道具を持ってくるべきだったなぁ~、失敗した。 こんなイイ感じの湧き清水を見ると余計にそう思ってしまうね。

その先林道も終盤に差し掛かった頃、またまた工事用の飯場が現れた。 どうやら牛首川の源頭の治山工事をしている様である。 決して助平心を出してこの先に進んではなりませぬ。 静かにそっと通り過ぎるのみで。

因みに上記の箇所は地図でいうところのこの辺りになります。 随分下ってきたと思いましたが、それでも標高1,800m以上もあるのねぇ。 

そして牛首川の治山工事現場から5分ほどで、終点の海尻側ゲートが見えてきました。 残念ながらこちら海尻側ゲートからの一般車両の進入は出来ずゲート閉鎖されているでおます。 

ゲート・バーにはしっかり鍵も掛けられているので、進入はムリポ。 ここは一つ素晴らしい林道の景観を再度楽しむべく、Uターンして元来た道を引き返しませう。 

そんだば最後に今回走った南牧村道2211号線(旧_林道南八ケ岳線)の走行記録を記しておくとしませう。

南牧村道2211号線(旧_林道南八ケ岳線)

総走行距離(片道):13.6 Km 【 前座ダート区間(2.2 Km) + 林道本線区間(11.4 Km) 】

最高標高点:1,904m

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■あとがき

書き忘れのない様、ちゃ~~んとこちらもインプレしておかねばアカンですね。(苦笑) へい、こちらの交換したX株イジりパーツの流用品であるところのワイドフットサイドスタンドですが、使ってみた感想。 確かに停車した時のバイクの安定度は各段に上がりました。 が、やっぱり軽荷だとちょ~~~っと立ちが強くて、もうあと 5 ~ 7 deg くらい寝かせ確度が欲しくなりますねぇ。 

まぁ~、しかしこのサイドスタンドを付けたのは大荷物を積んだ時の安定確保が最大の理由ですので、大荷物を積んで野営旅に出撃したその時にもう一度検証してみたいと思いやす。

でわでわ、また次回の講釈で。